元気をもらえる島、屋久島で女子旅 Day4

 

 

 

photo(c)conotabi
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毎日、朝から晩まで充実した時間を過ごしているうちに、あっという間に旅も後半にさしかかり、もう4日目である!

今日の予定は、白谷雲水峡のトレッキング。縄文杉に比べてコースも短めなので、ガイドさん無しで自分達だけでチャレンジする。縄文杉ツアーで、ガイドさんから山歩きのノウハウを教われたので、このチャレンジにも安心して挑める!
白谷雲水峡には「苔むす森」があり、ここは映画「もののけ姫」の舞台のイメージの源となった森ということで有名!宮崎駿監督もここに来てスケッチをし、イメージを固めていったそうだ。ジブリ映画好きとしては、是非行ってみたい場所である。

朝の7時に、ペンションを出発。屋久島に来て初めての雨降り。普通なら憂鬱になるが、屋久島に雨は付き物。かえって雨にしっとり濡れた木々は、緑が増して綺麗に見えるらしい。雨具もしっかりリュックに詰めて、レンタカーで宮之浦へと向う。宮之浦港から山道を30分程走れば白谷雲水峡へ到着する。駐車場は50台分程しかないらしいので、早目に来た方がいい。途中で寄り道をしていた私達は、到着が8:20頃になってしまっていたので、駐車場がかなり埋まっていた。ちなみに、宮之浦港からはバスも出ているらしい。

管理棟で森林整備協力金300円を支払うと、白谷雲水峡案内図(地図)がもらえる。トイレを済ませて、準備体操をして、8:50にトレッキングスタート!曇ってはいるが雨はやんでいる。しかし、足下は滑りやすいので慎重に歩き始めた。

白谷雲水峡のコースを紹介しているこちらもCheck! 1  2

さつき吊り橋の分岐点までは、少し進むと「白たえの滝」、「憩いの大岩」、「飛竜おとし」、と見所が続くので、撮影しながらのトレッキングはなかなか先へ進まない。しかし今日は、縄文杉ツアーの時と違い団体行動ではないので、撮りたい所で写真を撮りながら、のんびりと歩いていく。

 

 

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(写真左から)憩いの大岩 憩いの大岩 飛竜おとし

 

 

さつき吊り橋から先は登山道となり、コースも分かれる。私達は原生林コースを選択した。帰りに楽な桶川歩道を使うという計画だ。反対に、ここまでの道は整備された遊歩道で、とても歩きやすい道だった。その為か、カメラをぶら下げた軽装の方や、お年寄りの方も多く見られた。きっと少し山の雰囲気を味わって、さつき吊り橋で折り返して帰って行くのだろう。

原生林コースは、もうここが「もののけ姫の森」でしょうと言うくらい、神秘的な森であった。再び降り出した雨でしっとり濡れた木々と、白く立ちこめた霧のコントラストは、何とも言えず美しい。どこを見ても美しく、この感動をそのまま持ち帰りたいという衝動にかられ、写真を撮りまくる。しかし、自然をそのまま切り取るのは本当に難しい。カメラの設定を色々と変えて試してみても、見たままの色や迫力は写し取れない。帰ったらもっと写真の勉強をしよう。

 

 

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原生林コースを半分程進んだあたりで、余裕を持って計画していた時間を大幅に上回る時間が過ぎていた事に気がついた。原生林のあまりの素晴らしさに、見とれてのんびりし過ぎたようだ。雨脚も少し強くなってきたので、カメラはひとまずリュックにしまって、レインジャケットを着て、白谷小屋まで集中して歩くことにした。雨で滑りやすいこともあり、一生懸命歩いても50分程かかって12:30に白谷小屋に到着した。白谷小屋に到着した頃には雨もピークになっていた。

白谷小屋では大勢の人が昼休憩をとっていた。屋根もトイレもある山小屋だが、建物の中には明かりがないので薄暗い、というよりも奥に入ると真っ暗で何も見えない。早朝の登山用に用意してきたヘッドライトがとても役に立った。頭にヘッドライトをつけて、持参したおにぎり弁当を食べてしばし休憩。ここからは、レインパンツも装着して、雨対策はばっちり。旅行前に、ゴアテックスのレインウェアを調達しておいて本当に良かった。蒸れる事も無く、防水力もばっちりで、歩く事に集中出来た。少し高い買い物だが、登山以外でも使い道はあるので、これからレインウェアを買う人は、ケチらずゴアテックスを買う事をお薦めする。ついでにもう一つ、靴も重要。旅楽さんの持ち物リストに、「足首が保護されていて、滑り止め(ビブラム・ソール)があるものがお勧め」とあり、たまたま持っていたトレッキングシューズがvibram(ビブラム・ソール)で、ゴアテックスだったので、深く考えずにその靴で屋久島を動き回った。雨に濡れた滑りやすい石や木の根の上で、ビブラム・ソールは絶大な威力を発揮してくれた。転ばず怪我せずにすんだのは靴のおかげと言っていいと思う。ゴアテックスであった事も大きいポイントだったはず。大雨の中でも、足が濡れずに快適に歩けた。ただ、道具にはそれぞれに専門の役割があるということにも気がつかされた。私は軽い気持ちでトレッキングシューズを履いてきたのだが、当たり前の話だがトレッキングと登山は違うのだ。だから、登山には登山用の靴が必要なのだ。その証拠に、二日間の登山を終えた後、私のトレッキングシューズの爪先にはぽっかりと穴が空いてしまった。山登りで特に力がかかる爪先部分は、登山靴だとカチカチに固く強化されている。しかしトレッキングシューズは普通のスニーカーの様に柔らかい素材。穴が空くの当たり前。登山靴は足首もしっかりホールドされていて、ちょっとよろけた友人の足首もしっかりガードしていたが、私のトレッキングシューズで同じようにしていたら、転んで足首を捻挫していたかも。と、このように、専門の道具の重要性を専門の知識の重要性と共に実感したのであった。

話はそれたが、休憩と身支度を整え、13:00に白谷小屋を出発した。目指すは「もののけ姫の森」の舞台となった「苔むす森」だ。白谷小屋からは思っていたより近かったのだが、雨の中慎重に進んだので、13:30に「苔むす森」に到着。ここまでの原生林も素晴らしい景色だったのだが、「苔むす森」はその名の通り、いたるところが苔で覆われていて、緑が一層濃く感じる。まさに「もののけ姫」の映画のワンシーンに迷い込んだ様な気がした。

 

 

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(写真)苔むす森

 

 

本当は、ここからあと1時間程先にある「太鼓岩」まで行くつもりであったのだが、予定より時間がかかっていたし、何より雨が止まないので、きっと太鼓岩からの景色も見えないと思い断念し、引き返す事にした。帰り道で気がついたが、白谷雲水峡のコース上にはいくつか、川を渡る箇所がある。橋はかかっていず、大きな川の石の上を歩いて渡るのだ。雨がひどくなると、川が増水して、渡る石が水の中に隠れてしまうことになるので、ビギナー登山者の私達にとっては、早目の下山は結果的に良かったようだ。

帰りは、江戸時代に作られたという桶川歩道を通って下山。下りという事もあったが、行きの原生林コースに比べて距離も短いので、あっという間に分岐点の「さつき吊り橋」まで下りて来てしまった。15:00に無事に駐車場に到着。短いコースながらも、しっかり登山道もあり、達成感を感じる事が出来た。何より、「原生林」と「苔むす森」の中でゆっくりと時間を過ごせて大満足!

ペンションへ戻り、ジャグジーで疲れを癒し、屋久島で最後の夕食をどこにするかを相談していたら、ペンションのママさんが知り合いのお客さんを「いその香り」へお連れするので良かったら一緒に車に乗って行く?と声をかけてくださった。「いその香り」は地魚で握ったお寿司を出してくれるお店で、行きたいリストに入っていたのだが、ペンションからは歩いて行けるところではなかったので躊躇していたお店だった。優しいママさんのお言葉に甘えて、同乗させていただきお店に連れて行ってもらった。かなりの人気店で、ママさんが予約してくださっていた席以外は満席!次から次へとお客さんが入ってきて、入口で待っている状態。店内は、お寿司屋さんというより居酒屋さんという感じ。テーブル席の他にお座敷もあってアットホームな感じ。
こちらでは、お店の人達が自ら漁に出て穫ってくるという、地魚のにぎりを注文。その他に、地元のお豆腐、トビウオのつけ揚げ、祝杯のビール!
地魚は聞いた事もないようなお魚ばかりだったが、淡白で美味しい!そして一貫が大きい!一人前に5種類のネタが二貫ずつ入って10貫。女子なら二人でシェアして、他の料理も楽しむのがオススメ!

(写真左から)地元の豆腐 トビウオのつけ揚げ 地魚のにぎり

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「いその香り」さんで地魚を堪能した後、ペンションに戻りパッキング。いよいよ明日は最終日。地元のイモ焼酎「三岳」と、お部屋に毎日用意してくれている冷たい島のお水で美味しい水割りを作って飲みながら、のんびりパッキングをする。はぁ~、幸せ♡